【使い方解説】型付けに軟化剤って必要なの?メリット・デメリットは?
はじめに
型付けに軟化剤って必要なの?
メリットとデメリットも教えて!
軟化剤は賛否両論ある商品だからね~
しっかり細かく解説していくよ!
わかること
- そもそも軟化剤とはなにか
- 軟化剤の使い方【4ステップ】
- メリット・デメリットがわかる
- 使うべきなのかわかるようになる
- 野球歴10年以上
- 軟化剤の使用経験あり
- グローブを20個以上手入れした経験あり
そもそも軟化剤とは
軟化剤とはその名の通りグローブを柔らかくしてくれる商品です。
基本的に型付けに使います。
軟化剤はグラブオイル・クリームに分類されるので保革力もあります。
てことは買ったばかりのグローブには軟化剤を使えばいいんだね!
いや、それが実はそうとも言えないんだよね、、、
え?そうなの?
それについてもじっくり解説していくよ
まずは軟化剤の使い方から見てみてね
軟化剤の使い方
※スプレー式の軟化剤が多いのでそれを前提に紹介していきます。
【4ステップ】
- 水拭きやクリーナーでキレイにする
- 乾燥させる
- 軟化剤を吹きかけてタオルで磨く
- ブラシで磨き上げる
あれ?これってグローブのメンテナンス方法と同じ手順?
そうだよ!
やり方は意外とかんたんなんだね!
水拭きやクリーナーでキレイにする
まずはグローブをキレイにしましょう。
ただ新品で買ってきた場合はすでにキレイな場合があります。
そういう場合は馬毛ブラシで軽く掃除するだけで大丈夫です。
乾燥させる
水拭きorクリーナーをした場合は必ず乾燥させましょう。
できれば乾拭きもした方がいいよ!
余計な水分を飛ばすことで軟化剤の成分がしっかり入るようになります。
できれば丸1日乾燥させましょう。
軟化剤を吹きかけてタオルで磨く
軟化剤をグローブから15cm程度離してスプレーしましょう。
吹きかけすぎたり近すぎたりするとシミになってしまうので注意してください。
スプレーしたらすぐにタオルやスポンジで磨き上げてください。
このメリットは3つあります。
- 余計なクリームを取り除ける
- ツヤ出しができる
- シミができにくくなる
ブラシで磨き上げる
最後にブラシで磨き上げましょう。
必須ではありませんが、これをやるとより一層ツヤ出しできるのでおすすめです。
メリット【3選】
型付けが早くなる
新品はどうしても硬さがあります。
それゆえに型付けが難しいと感じることでしょう。
しかし軟化剤を使えば柔らかくなるので型付けの時間が短縮できます。
柔らかくなるといってもグニャグニャになるわけではないのでご安心ください。
とは言ってもグラブの型付けはゆっくりやってね!
グラブの型付けの方法はこの動画が参考になるよ!
グローブがしっとりする
軟化剤はあくまでもグラブオイル・クリームのひとつです。
保革効果もあるので型付けをしている間も乾燥してしまう可能性はありません。
※塗りすぎるとグローブが重くなってしまうので十分注意してください。
軟化剤は新品に使うアイテムだからね
ここで重くなってしまうと厄介だから気を付けてね
ツヤ出しもできる
軟化剤はタオルやスポンジ、馬毛ブラシなどで磨き上げる工程があります。
その結果としてツヤ出しができるようになるのです。
実戦で使用する前にツヤがある状態でできるので、グローブが長持ちしやすくなります。
さらにその後のメンテナンスもかんたんになるので軟化剤の効果は非常に大きいと思います。
デメリット【3選】
型付け済みのグローブには使用厳禁
型付け済みのグローブには使わないようにしましょう。
湯もみ型付けしてあれば絶対に使わないでね!
え?なんで?
それは柔らかくなりすぎるからだよ
そもそも軟化剤は型付けをするためのアイテムだからね
だから型付けが済んでいるなら不要なんだね
耐久性が落ちる可能性がある
軟化剤はグローブの耐久性を落としてしまう可能性があります。
表面のツヤ出しはできますが、革そのものの耐久性が落ちてしまう恐れがあるのです。
そうか、「軟化剤」だもんね
革自体が軟化しすぎると耐久性は当然落ちるよね
別途、型付け作業が必要
軟化剤はあくまでもグローブを柔らかくするだけです。
つまり別途で型付けの作業をしなければならないのです。
作業時間が長くなるんだね、、、
型付けは時間がかかるからお店にお願いするのもアリだよ
グローブの型付けの方法は動画で確認した方が分かりやすいです。
YouTubeで「グローブ 型付け」と検索すると出てくるのでおすすめです。
軟化剤は使うべきなのか
結局のところ軟化剤は使った方がいいの?
ざっくりこんな感じだね~
特に自分で型付けできる方には軟化剤はおすすめです。
微調整ができるので、細部までこだわりがある方は迷わず買っておきましょう。
まとめ
ここまでグローブの軟化剤についてお話ししてきましたが、さいごにおさらいです。
- 軟化剤はグローブを柔らかくしてくれる
- 使い方
- 水拭きやクリーナーでキレイにする
- 乾燥させる
- 軟化剤を吹きかけてタオルで磨く
- ブラシで磨き上げる
- メリット
- 型付けが早くなる
- グローブがしっとりする
- ツヤ出しもできる
- デメリット
- 型付け済みのグローブには使用厳禁
- 耐久性が落ちる可能性がある
- 別途、型付け作業が必要
軟化剤は使うべきなのか
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!