【材質の違いは?】硬式木製バットは軟式野球で使えるの?メリット・デメリットも解説!
はじめに
硬式木製バットかー
軟式野球には必要なさそうだけど?
基本的にはいらないけどね
でも実はメリットがたくさんあるよ!
わかること
- 硬式木製バットの特徴と材質の違い
- 軟式野球でも使えるのか?
- メリット【3つ】
- デメリット・注意点【3つ】
- 木製バットを3本愛用中
- 竹バットの記事も執筆経験あり
硬式木製バットの特徴
耐久性が高い
軟式木製バットと比べて耐久性が高い傾向があります。
そもそも硬式ボールに対応できるようにしてるんだもんね
扱い方・保管の仕方次第ですごく長持ちするよ!
丁寧に扱えば一生モノになります。
コスパもいいので、1本持っているといいと思います。
材質で打感としなりが違う
材質 | やわらかさ | しなり やすさ | 打球の強さ (反発力) | 軟式球と の相性 | 耐久性 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|---|
アオダモ | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | × |
ホワイト アッシュ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
バーチ | △ | △ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
メイプル | × | × | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
合竹 | × | × | 〇(芯で打ちにくい) | 〇 | ◎ | ◎ |
アオダモ
材質がやわらかく、振ったときにしなるという特殊があります。
バットにボールを乗せて運ぶように打ちます。
プロ野球選手がよく使ってる材質だよ!
しかしかなり高価なので草野球ではあまりおすすめできません。
ホワイトアッシュ
近年主力となりつつある材質です。
アオダモよりもしならず、速い打球を打つことができます。
低価格というのも人気の理由だよ
しかし耐久性に難があるので、コスパは微妙かもしれません。
バーチ
次に紹介するメイプルよりも柔らかく、多少のしなりがあります。
しなりはホワイトアッシュの方が強いよ!
比較的、軟式野球でも使いやすいのでおすすめできる材質です。
メイプル
とにかく硬く、反発力や耐久性が高い材質です。
コスパも申し分ないよ!
軟式ボールを打っても飛びにくいので、練習用バットとしても適しています。
個人的に最もおすすめできる材質です。
合竹
竹板を組み合わせ作ったバットです。
耐久性はどの木製バットよりも高いので、練習に特化するなら竹バットがおすすめです。
練習では竹バットを使うといいよ!
さらに値段もお手頃なので、コスパは最強クラスです。
しかしミートポイントが狭いので、ミスショットしやすいデメリットがあります。
基本的に練習で使いましょう。
材質 | やわらかさ | しなり やすさ | 打球の強さ (反発力) | 軟式球と の相性 | 耐久性 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|---|
アオダモ | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | × |
ホワイト アッシュ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
バーチ | △ | △ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
メイプル | × | × | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
合竹 | × | × | 〇(芯で打ちにくい) | 〇 | ◎ | ◎ |
軟式野球でも使えるのか
公式戦はルール次第で使える
大会やリーグ戦では使用できないこともあります。
本来、軟式野球ならば『J.S.B.B』のマークが入っていないと使用できません。
しかし木製バットはこのルールの適用外です。
なので基本的に軟式野球の公式戦でも使えます。
一本の木材で作った木製バットのほか、竹片、木片などの接合バッ
reg02.pdf (jsbb.or.jp)
トであること。木製については公認制度を適用しない。
【コラム】
『J.S.B.B』や『BFJ』とは何か?
J.S.B.Bって?
「全日本軟式野球連盟公認マーク」だね!
※J.S.B.Bマークが無いと軟式野球の公式戦で使えません。
※しかし木製バットは関係ありません。
ちなみに硬式木製バットには『BFJ』と書いてあります。
これは「日本野球連盟公認マーク」です。
※BFJマークが無いと硬式野球の公式戦で使えません。
とはいえ軟式野球でも『BFJ』バットを使える場合もあります。
練習では十分使える
軟式ボールは硬式よりもやわらかいので、硬式木製で打っても大丈夫です。
デメリットももちろんありますが、硬式木製バットは耐久性が高いので練習用として持っていてもいいと思います。
ちなみに硬式木製の重さはだいたい900g前後くらいです。
スイングスピード向上が期待できるよ!
練習する際にはグリップ力を高めるためにグリップガードを使うのをおすすめします。
グリップガードは木製バットと相性が非常にいいのでぜひお試しください。
メリット【3つ】
打撃練習で最適
バットがそもそも重いので、しっかり振り切らないと飛びません。
打撃練習ではしっかり振るのが一番大切なことです。
木製で飛ばせればしっかり振れてる証拠になるんだね
最初はなかなか飛ばないですが、根気強く使っていこうね
ミート力も付くからおすすめだよ!
木製で飛ばせるようになると、試合用バットではものすごく飛ぶようになります。
打撃に自信が付く
材質 | 芯の広さ | 打球速度 | 飛距離 | 耐久性 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|
高機能 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ |
金属 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
木製 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
木製バットは金属や高機能バットより飛距離も出づらく、ミートしにくいです。
その反面としてしっかり打てるようになれば、高い打撃スキルが身につくようになります。
それが自信につながっていくんだね!
木製で打てるようになると、ほかのバットでも打てるようになるよ!
打感が良い
木製バットにはほかの材質ではまったく違う打感があります。
実際にどんな感じなの?
それは何とも言えない感じだね(笑)
だけど芯くったときはハッキリわかるよ!
芯でしっかりとらえたときとそれ以外の感覚はまったく違います。
デメリット・注意点【3つ】
実はあまり飛ばない
やっぱり飛ばないんだね、、、
しかも「硬式用」っていうのがね~
硬式ボールの硬さに対応できるようにできています。
なので軟式ボールだとボールが潰れてしまうのです。
ボールが潰れすぎると、ボールがたわんでその状態のまま飛んで行ってしまいます。
たわんだまま飛ぶと、空気抵抗が大きくなるので飛距離が出ないのです。
これを防ぐためにできたのが高機能(複合)バットだよ!
逆に言えば打球が飛ばないので、狭いグラウンドでも比較的安心してプレーできます。
もし練習会や狭いグラウンドでプレーするなら硬式木製バットは非常におすすめです。
水分と湿気に弱い
木製バットなので水分と湿気に弱いという難点があります。
具体的にどうすればいいの?
- 雨の日はぜったいに使わない
- 高温多湿を避ける
- 乾燥のしすぎに注意する
湿気にも乾燥にも気をつけないといけないんだね
とはいえ神経質になることはないよ
こういう場所で保管してね!
折れる可能性がある
木製バットは折れる可能性があります。
プロ野球でバットが折れるシーン何回か見たことあるよ
劣化したバットなら草野球でも同じようなことが起きるよ
- バットが劣化していた
- グリップ付近で打ってしまった
- 木目を合わせていなかった
え?木目を合わせるってなに?
実は木目を合わせないとバットが折れる可能性が高くなるよ
耐久性が高い木目で打つ方法は意外と簡単だよ!
木目を合わせる・打つ方法
バットを構える
ロゴ・マークがある面を投手へ向ける
ミート時はロゴ・マークがない面で打つ
バットを構えるときにロゴ・マークがある面を投手へ向けるだけで、強い木目側で打てるようになります。
ロゴ・マークがある面は弱い木目なんだね
そうだよ!逆にない面は強い木目だよ
こっちの面で打てるようにさっきの方法でバットを構えてね
まとめ
- 硬式木製バットの特徴と材質の違い
- 耐久性が高い
- 材質で打感としなりが違う
- 材質の違い
材質 | やわらかさ | しなり やすさ | 打球の強さ (反発力) | 軟式球と の相性 | 耐久性 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|---|
アオダモ | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | × |
ホワイト アッシュ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
バーチ | △ | △ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
メイプル | × | × | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
合竹 | × | × | 〇(芯で打ちにくい) | 〇 | ◎ | ◎ |
- 軟式野球でも使えるのか?
- 公式戦はルール次第で使える
- 練習は問題なく使える
- メリット【3つ】
- 打撃練習で最適
- 打撃に自信が付く
- 打感がいい
- デメリット・注意点【3つ】
- 実はあまり飛ばない
- 水分と湿気に弱い
- 折れる可能性がある
硬式木製バットを1本持っていると練習効果がアップします。
ミート力が高めるには木製バットで練習するのが適しています。
ぜひお試しください!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!